<寄稿・桑原三恵さん>柏崎刈羽6号機営業運転開始について申し入れ

Featured image 1892 750e571068db82aca134ea4408e8dec9.png さまざまな方の意見

【営業運転開始を認めません。運転停止を求めます。】

桑原三恵です。

「柏崎刈羽原発情報ポータル」が更新されました。
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4月16日午後4時00分に原子力規制委員会より、使用前確認証、使用前検査合格証の交付を受け、営業運転を再開いたしました。
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TVのニュースでは、花角知事も規制委員会山中委員長も、口をそろえて「安全運転を!」と言っています。

2020年秋(ID カード不正使用は2020年9月)から昨年2月まで、こともあろうに核物質防護の管理職がずっと秘密文書の不正とり扱いをしていた東電が、しかもそのことをずっと見逃していた(見抜けなかった)東電が どうすれば安全運転などできるでしょうか。
他の電力会社がきちんと申請できる「長期施設管理計画審査申請書」を、90カ所もミスに気付かずに、しかも出すべき時期から1か月半遅れて 規制委員会に提出する東電が 安全運転などできるでしょうか。

再稼働容認時には明らかになっていなかった東電の実情については一言も語らずに、知事は「東電を厳しく監視する」とも言いました。そんな言葉は通用しません。厳しく監視するなら、その言葉を裏付けるアクションが必要です。知事は起動中のトラブルにも、長期施設管理計画のミスにも何も言っていません。知らん顔、つまり東電を容認しているのです。厳しく監視していない証拠です。

規制委員会は起動中のトラブルをすべて「初期トラブル」という言葉でひとくくりして、安全上の問題はない、と結論付けました。どんなに小さくてもトラブルは安全上の問題です。規制委員会は大小を問わずに、原発で起きたトラブルを取り上げ、原因をさぐり、対策を求め水平展開をさせるのが基本です。それをせずに「安全運転」を東電に要請しても、東電は「はい、そうですね」と軽く受け流すだけでしょう。裏付けがない、あり来たりの言葉が行きかうなかで、規制は徐々に機能を落とし、そこに事故の要因がむくむくと表れ始める、そんな光景が見えてきます。

今日の営業運転は節目の一つではありますが、その節目を私たちは「ここまでくれば仕方ない、安全最優先で運転してくれ」などという節目にしてはなりません。それこそが東電の思うつぼです。既成事実で押してくる、そんなものに私たちの現在と子どもたちの未来を譲ってはなりません。営業運転を認めない、運転を即刻止めるよう求め続ける、その決意を確認し合う節目の日です。だからこそ、新潟駅前でスタンディングもしたし、バサマ&ジサマーズは「営業運転おことわりパフォーマンス」もしました。
スクリーンショット 2026 04 17

本日、東電新潟本社に提出、東電本社原子力センターに送信した「申し入れ書」を掲載します。

6号機営業運転開始申し入れ 20260416 (1)

 

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