
柏崎刈羽原発再稼働「同意しないで」元原発技術者らが知事に要望書 「現状安全確保できない」 | 新潟日報
花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働容認を表明したことを受け、元原発技術者2人が26日、知事と全県議53人に宛て、再稼働に同意しないよう求める要望書を出した。柏崎刈羽原発には技術的な課題がある…
以下は新潟日報紙WEB版からの引用です。
柏崎刈羽原発再稼働「同意しないで」元原発技術者らが知事に要望書 「現状安全確保できない」
花角英世知事が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働容認を表明したことを受け、元原発技術者2人が26日、知事と全県議53人に宛て、再稼働に同意しないよう求める要望書を出した。柏崎刈羽原発には技術的な課題があるとして、現状での再稼働は「安全性を確保できるとは思えない」と訴えた。
要望書を出したのは、柏崎刈羽原発6号機の設計などに携わった後藤政志さんと、元原発技術者の小倉志郎さん。原発が武力攻撃の対象となった場合の対策や影響の評価、具体的な説明がなされていないなど複数の問題点を指摘した。
小倉さんは「原発は他の化学工場などとは比べ物にならないほど事故の影響が大きい」と強調。「重大事故が起きないとは誰も保証できない」とした。
技術的な課題や問題点を巡り、東電や原子力規制庁などと公開で議論する場を設けることも求めた。
また、この日は、原発の再稼働に反対する市民団体のメンバーら有志も、知事の容認表明に抗議し、撤回を求める文書を県へ提出した。知事が容認を表明するまでのプロセスのほか、県議会に「信を問う」としたことに疑問を呈した。
要望書の内容は、以下から全文ご覧いただくことができます。



